LEDのピクセルピッチ、結局どれ?(1.5/2.3/3.9/5.7…迷わない選び方)
結論:最短で決めるならこれ
最短1〜2mで近い → 1.5〜2.3mm
2〜4m中心 → 2.3〜3.9mm
4m以上が多い → 3.9〜5.7mm
6m以上・大型・屋外 → 5.7〜9mm
最短1〜2mで近い → 1.5〜2.3mm
2〜4m中心 → 2.3〜3.9mm
4m以上が多い → 3.9〜5.7mm
6m以上・大型・屋外 → 5.7〜9mm
※「距離だけ」で決めると事故るので、本文で“現場での落とし穴”も解説します。
ピクセルピッチとは?(1.5mmが“高精細”な理由)
ピクセルピッチは、LEDの点(画素)の間隔です。数字が小さいほど点が細かくなり、近距離でも“粒”が目立ちにくくなります。
ただし細かいほどコストやシステムの要求が上がりやすいので、「必要な距離で必要十分」が一番コスパが良いです。
まずはこの早見:距離×用途で“だいたい決まる”
迷う原因は、結局「最短視認距離」と「何を表示するか」です。まずは下の表のどこに当てはまるかでOK。
| 最短視認距離の目安 | おすすめピッチ | 向く用途 | よくある表示 |
|---|---|---|---|
| 1〜2m | 1.5〜2.3mm | 会議室/発表会/近距離のブース | 文字・ロゴ・人物の肌 |
| 2〜4m | 2.3〜3.9mm | 展示会ブース(王道)/ステージ袖 | 企業名・製品映像・UI |
| 4〜6m | 3.9〜5.7mm | ステージ/ホール/中〜遠距離 | 派手な映像・テロップ |
| 6m〜 | 5.7〜9mm | 大型/屋外/遠距離中心 | 映像演出・ライブ感 |
注意:距離だけで決めると事故る「3つの落とし穴」
- 文字メイン(社名・料金・メニュー)なのに粗いピッチ → 近くで読むとザラつく
- 人物(顔/肌)を映すのに粗いピッチ → 肌が荒れて見える(特に低輝度)
- 会場の導線で想定より近づかれる → 「最短距離」が実は1mだった、がよくある
ピッチ選定のコツ:距離より先に「表示内容」を決める
① 文字を読ませたい(社名・価格・メニュー・説明文)
文字は映像より粗さがバレやすいです。“最短距離が近いほど細かいピッチ”に寄せた方が安全。
展示会のブース前で立ち止まって読まれるなら、2.3mm〜が無難です。
② 映像で魅せたい(雰囲気・イメージ映像・派手演出)
映像中心なら、距離が確保できる現場では3.9mm以上でも十分成立します。
「近くで見ても粗い」より、「遠くからのインパクト」を優先するならここ。
③ 配信・収録・カメラが入る
カメラ案件は、ピッチだけでなくリフレッシュレート/同期/プロセッサ設定の影響が大きいです。
ピッチは“見え方”、撮影は“縞/ちらつき”なので、別問題として設計するのが正解。
実務で早い決め方(ETTO流)
- まず最短視認距離を決める(導線で近づけるかもチェック)
- 次に表示の主役を決める(文字?人物?映像?)
- 最後にサイズ(W×H)を決める(会場幅から逆算)
※「ピッチを先に決める」より、この順番の方が失敗しません。
展示会で多い“最適解”はどれ?(よくあるケース別)
| ケース | 最短距離 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|---|
| ブース前で立ち止まり、説明もする | 1〜2m | 2.3mm前後 | 文字/ロゴ/人物も破綻しにくい |
| 通路から“目立てば勝ち” | 3〜5m | 3.9mm | コスパ良く、インパクトが出る |
| ステージ背景(中〜遠距離) | 4〜8m | 3.9〜5.7mm | 距離があるので成立しやすい |
| 屋外・大型・遠距離中心 | 6m〜 | 5.7〜9mm | 明るさ・設置条件を優先 |
ピッチが決まったら次に必要なこと(見積が速くなる)
この6つがあると、見積が一発で出ます
①屋内/屋外 ②希望サイズ(W×H) ③最短視認距離 ④表示内容(文字/人物/映像) ⑤会期日数 ⑥施工/オペ要否
※ETTOは「現場で詰まない構成」で提案します。ピッチ・サイズ・信号・電源・安全対策までまとめてOK。
まとめ:迷ったら「最短距離×表示内容」で決める
- 近いほど細かく:1〜2m→1.5〜2.3mm
- 展示会の王道:2〜4m→2.3〜3.9mm
- 遠距離中心:4m〜→3.9〜5.7mm以上
- 最後は会場導線(想定より近づく)を必ず確認