LEDディスプレイのピッチとは?失敗しない選び方とGOB・SMDの違いも解説

イベントや展示会、店舗の演出などで使われるLEDディスプレイ。選定でよく聞かれるのが「ピッチって何?どれを選べばいいの?」という疑問です。さらに最近では「GOB」や「SMD」など、構造に関する技術も選び方に関わってきています。
この記事では、ピッチの基本から、GOBとSMDの違いまで、現場経験をもとに分かりやすく解説します。
ピッチとは?
ピッチ(pixel pitch)とは、LED素子(ピクセル)同士の間隔をミリ単位で示したものです。
- 例:ピッチ2.6mm → LED素子の間隔が2.6mm
ピッチが小さいほど高精細でなめらかな映像になりますが、価格も高くなります。逆にピッチが大きいほど粗く見えますが、遠距離からの視認には十分で、コストも抑えられます。
解像度の簡易計算式:
横幅(mm) ÷ ピッチ(mm) = 横方向のピクセル数
ピッチ別の用途と選び方
| ピッチ | 推奨視認距離 | 映像の精細度 | 主な用途例 |
|---|---|---|---|
| 1.5mm | 1.5m〜2m | 超高精細 | ショールーム、スタジオ、VIP空間 |
| 2.6mm | 2m〜4m | 高精細 | 展示会、店舗什器、屋内イベント |
| 3.9mm | 4m〜6m | 標準 | ステージ背景、会議室、ホール |
| 4.8mm〜 | 6m〜10m以上 | 粗め | 屋外イベント、大型サイン |
※目安:視認距離(m) ≒ ピッチ(mm)
ピッチ選びの失敗例と対策
- ❌ ピッチが粗すぎて、近距離でロゴが潰れた
- ❌ 高精細を求めすぎて、予算オーバー
- ✅ 実際の視認距離と表示内容をベースに選ぶのが大事
ETTOでは、事前に現場情報をヒアリングし、最適なピッチと機材構成をご提案しています。
GOBとSMDの違いとは?
LEDディスプレイの構造には主に2つの種類があります:
なお、レンタル用のLEDディスプレイでは、コストと発色バランスに優れるSMD方式が基本となっており、最も多く使用されています。
SMD(Surface Mount Device)
- 現在最も一般的なLED実装方式
- 高輝度・発色良好・コストパフォーマンス◎
- ただしLED素子がむき出しなので、衝撃や埃、水に弱い
GOB(Glue on Board)
- SMDの上から透明な樹脂をコーティング
- LED素子を保護し、防水・防塵・耐衝撃性を実現
- 屋外や人が触れる場所にも安心して使える
- 若干コストアップ、光の屈折により視認性が落ちることも
| 方式 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| SMD | 発色がきれい・高輝度・標準的 | 屋内ステージ、展示会、常設什器 |
| GOB | 耐久性◎・フラット構造・屋外OK | 屋外ブース、長期展示、手が触れる場所 |
ピッチ × 構造 の選定アドバイス
- 近距離かつ人が触れる → 1.9mm GOB
- 屋内で見た目重視 → 2.6mm SMD
- 屋外で耐久性とコスパ両立 → 3.9mm GOB
使用環境と演出目的によって、ピッチと構造を組み合わせて考えるのがベストです。
(人が触る様な場所に常設で設置するのであればGOBを強くオススメ致します。)
まとめ:LEDディスプレイ選びは”距離”と”環境”がカギ
ピッチは距離に合わせて、構造(SMDかGOBか)は使用環境に合わせて選びましょう。
わからない場合は、無理に自分で決めず、現場を知るプロに相談するのが確実です。
LEDのプロ集団であるETTOでは、設営から運用までまるごとサポートしています。