社内イベントやオンライン併用セミナーで、「映像機材を一式レンタルしたいけれど、何をどれだけ頼めばいいか分からない」というご相談をよくいただきます。
本記事では、配信付きの社内イベント・ウェビナー・説明会を想定して、最低限必要な機材セットから、よくあるトラブル、見積もりの考え方までをまとめました。映像周りを丸ごと任せたい担当者の方に向けたガイドです。
この記事でわかること
- 配信付き社内イベントでよくあるパターンと必要な機材一式
- カメラ台数ごとの構成例(シンプル・標準・しっかり配信)
- 会場スクリーン・モニターとの組み合わせ方
- 当日トラブルを減らすための事前チェック項目
- 映像機材レンタルの見積もりの考え方と、ETTOにまとめて相談するメリット
1. どんな社内イベントに向いている?
今回想定しているのは、次のような「社内イベント+配信」のケースです。
- 本社会議室やホテル宴会場でのキックオフ・全社集会・表彰式+社外/地方拠点へ配信
- 来場者ありのハイブリッドセミナー(会場+オンライン視聴)
- 社内スタジオや会議室からのウェビナー・新製品説明会
いずれも共通しているのは、
- 会場のスクリーンやモニターにはプレゼンや登壇者を表示したい
- 同時にオンライン視聴者へ配信映像と音声を届けたい
- できればクロマキーや動画素材など、少し演出も入れたい
といったニーズです。
2. 配信付き社内イベントの「最低限セット」
まずは、どんな現場でもほぼ共通になる基本構成から整理します。
2-1. 映像まわりの基本構成
- ビデオスイッチャー:カメラ映像・PCスライド・動画再生を切り替える
┗ 例:Roland V-160HD など(V-160HD レンタル完全ガイドはこちら) - カメラ:登壇者用1台+引きの全景1台が基本
- プレゼンPC:PowerPoint・動画再生用
- 配信用PC:Zoom/Teams/YouTube Live 等を担当
- モニター/プロジェクター:会場のスクリーン・サブモニター用
2-2. 音声まわりの基本構成
- ワイヤレスマイク:登壇者用ピン/ヘッドセット or ハンドマイク
- ミキサー:マイク・映像側の音声・BGM をまとめる
- 会場スピーカー:参加者用の音響
- 配信用オーディオ出力:オンライン視聴者に送る音声ライン
2-3. ケーブル・スタンド・小物類
- HDMI/SDI ケーブル、USB-C 変換、分配器 など
- 三脚・マイクスタンド・照明スタンド
- 電源タップ・養生テープ・ラベルなど
特にUSB-C まわりの映像トラブルは多いため、プレゼンPCが最新ノートの場合は、USB-CからHDMIに映らないときの対処法も事前にチェックしておくと安心です。
3. カメラ台数別・おすすめ構成例
3-1. シンプル配信(カメラ1台+スライド)
小規模セミナーや社内説明会で「まずは配信してみたい」という場合の構成です。
- カメラ1台(登壇者用/全景兼用)
- プレゼンPC1台(HDMI出力)
- 小型スイッチャー or キャプチャーボード+配信用PC
- ワイヤレスマイク1〜2本
カメラの画角を工夫すれば、必要最低限のコストで配信環境を作ることができます。
3-2. 標準構成(カメラ2台+スライド)
キックオフや対談形式のセミナーなど、画づくりもしっかりしたい場合の構成です。
- カメラ2台(寄り/引き、もしくは登壇者/会場客席)
- プレゼンPC1台+動画再生PC(必要に応じて)
- ビデオスイッチャー(V-160HD クラス)
- 配信用PC(Zoom/YouTube など)
- ワイヤレスマイク2〜4本+ミキサー
スイッチングに余裕ができるため、オンライン視聴者にも飽きさせない画を作りやすくなります。
3-3. しっかり配信(カメラ3台以上+演出あり)
表彰式・周年イベントなど、一度きりの大きな社内イベントでは、カメラ3台以上+スイッチャーオペレーター付きの構成がおすすめです。
- カメラ3〜4台(ステージ両サイド/後方/クローズアップなど)
- スライド用PC+動画再生PC+中継用PC
- 中〜大型スイッチャー(V-160HD クラス以上)
- 配信用PC、録画用レコーダー
- マイク複数+インカム+タイムキーパー など
ここまでくると、機材だけでなく人員(スイッチャー・配信オペ・カメラマン)をセットで組む方が、トータルで見て安全です。
4. 会場スクリーン・モニターとの組み合わせ方
社内イベントでは、会場側に既設のプロジェクターやモニターがあるケースも多く、「どこまで会場設備を使い、どこからをレンタルで補うか」がポイントになります。
- 既設プロジェクターが1面だけなら、サブモニターをレンタルして登壇者用にも映像を出す
- 視認性が不足しそうな場合は、縦長モニターやスタンド付きモニターを追加
- 会場音響は既設を使い、映像・配信まわりのみ外部に任せる、という組み合わせも可
モニターやLEDの選び方については、下記の記事も参考にしてください。
5. 当日トラブルを減らすためのチェックリスト
配信付きイベントで多いトラブルは、実は機材そのものより「接続」と「設定」です。事前に次のような点を確認しておくと安心です。
- プレゼンPCの出力解像度(フルHD/4Kなど)が、スイッチャーやプロジェクターと合っているか
- USB-C → HDMI 変換の相性問題がないか(詳しい対策はこちら)
- Zoom/Teams など配信ソフト側の「マイク」「カメラ」設定が、意図したデバイスになっているか
- 録画をする場合、その保存先容量(SSDなど)が十分か
- ネット回線(有線推奨)の帯域と、バックアップ回線の有無
リハーサル時に「本番と同じ構成・同じ資料」で一度通しテストをしておくと、当日の安心感が全く違います。
6. 映像機材レンタルの費用イメージと、ETTOに任せるメリット
費用感は、イベント規模やカメラ台数、人員構成によって大きく変わりますが、ざっくりとしたイメージは次のようになります。
- カメラ1台+簡易スイッチャー+配信用PCまわり:小規模セミナー向けのミニマム構成
- カメラ2台+V-160HD クラスのスイッチャー+音響・配信周り:標準的な社内イベント向け
- カメラ3台以上+オペレーター複数名:表彰式・周年イベント向けのしっかり構成
ETTOにご相談いただくメリットは、単に機材をお貸しするだけでなく、
- 会場図面・進行表をもとに、必要な機材と人員を一緒に設計できる
- 既設設備とレンタル機材の役割分担を整理して、ムダなコストを抑えられる
- 配信プラットフォームや回線条件も含めて、トータルでのリスクを見られる
「予算はいくらくらいで、ここまでは自社でやるので、どこからを任せるべきか相談したい」といった段階からお声がけいただければ大丈夫です。
7. まずは「やりたいことベース」でご相談ください
社内イベントの配信は、一度成功体験を作ると、次回以降のハードルがぐっと下がる分野です。一方で、初回は機材選びや配線に不安を感じる担当者の方も多いと思います。
ETTOでは、
- 配信付き社内イベント・セミナー向けの映像機材レンタル一式
- スイッチャー・カメラ・配信オペレーターを含む現場対応
- 既設設備を活かした、予算に合わせた構成のご提案
など、規模やご予算に応じて柔軟に対応しています。
「この規模のイベントで、どれくらいの映像まわりが必要か分からない」という段階でも構いません。
お問い合わせフォームまたはお電話から、お気軽にご相談ください。