展示会の映像機材「見積が高くなる原因」TOP10|ムダを削って総コストを下げるチェックリスト
「展示会の映像、見積が思ったより高い…」
これ、かなり多い相談です。
ただ、映像の見積は“ぼったくり”というより、高くなる理由がちゃんとあるケースが大半。
逆に言えば、その理由を潰せば総コストは落とせます。
この記事で分かること:
・見積が高くなる原因TOP10(削れる/削れないの見分け)
・ムダが出ない仕様整理(相見積で勝てる)
・最小構成テンプレ(3m×3m / 6m×3m)
・機材“購入”が安いケース/レンタルが正解なケース
・施工(設営・配線・調整)まで含めて事故を減らす方法
※ETTOはレンタルだけでなく、機材販売(条件次第でかなり安く)+購入機材の展示会施工まで対応します。
先に「サイズや距離感」を固めると、ムダな提案が減って見積も落ちます。
展示会モニターのサイズ早見表|距離・台数・高さ・分配まで
目次
- まず結論:見積が高いのは“どこか”が難しい
- 見積が高くなる原因TOP10(削減ポイント付き)
- 最短で安くする:見積前に固めるべき仕様5つ
- 最小構成テンプレ(3m×3m / 6m×3m / 登壇あり)
- 相見積で負けない:業者が“怖い”ポイントを潰す
- 買う?借りる?総コストで判断する考え方
- 施工要員がいない問題(持ち込み機材OKの現場支援)
- 相談テンプレ(これ送れば最短で詰められます)
- FAQ
- 関連記事(内部リンク)
まず結論:見積が高いのは“どこか”が難しい
展示会の映像見積が高くなる理由は、だいたい次のどれかです。
①時間がない、②会場が厳しい、③トラブルリスクが高い、④人手がいる、⑤仕様が曖昧。
とくに最後の「仕様が曖昧」は、相見積で価格がブレる最大要因。
この記事のTOP10は、“どこが高くなってるか”を特定するためのリストです。
見積が高くなる原因TOP10(削減ポイント付き)
1)仕込み・撤収の時間制限がキツい(人員が増える)
搬入時間が短い・夜間指定・会場ルールが厳しいほど、人を増やして物量で解決になりやすいです。
削減策:会場の搬入ルールを早めに確定し、段取り図(簡単でOK)を先に作る。
2)表示距離に対して“過剰スペック”を選んでいる(サイズ/台数/解像度)
なんとなく大きくすると、機材も運用も一気に上がります。
削減策:「距離×見せたい内容」で適正サイズを決める。
展示会モニターのサイズ早見表
3)長距離伝送(HDMI延長)が絡む(地味に高い&事故る)
10m超え・床這い・通路横断が入ると、途端に難易度が上がります。
削減策:「どの方式で延長するか」を先に固定(光HDMI/HDBaseT/SDI変換)。
光HDMI・HDBaseT・SDI変換の使い分け
4)入力が多い/急な追加が起きる(分配・切替が増える)
PC・カメラ・再生・配信など入力が増えるほど、スイッチャー/分配/変換が増えます。
削減策:入力を「本番必須」と「あると嬉しい」に分けて、本番必須だけで成立する構成を作る。
5)PC側の相性(HDCP/EDID/解像度)を“現場任せ”にしている
ここが曖昧だと、業者は保険で工数を盛ります(当日トラブルの確率が高いから)。
削減策:事前に「映る条件」を固定し、当日は切り分け手順で最短復旧。
映像が出ない時の一次切り分けチャート(No Signal最短復旧)
6)音声の受け渡しが曖昧(PA連携で詰む)
映像だけでなく「音」が絡むと、責任分界が曖昧になりやすい。
削減策:「誰がどこで音を作り、どこに渡すか」を1枚で共有する(図でOK)。
7)安全対策・固定・養生が必要(見た目と安全はコスト)
倒れない・落ちない・配線が汚くない。これは“現場品質”で、削りすぎると事故になります。
削減策:削るのではなく、最初から固定しやすい構成にする(スタンド/位置/動線設計)。
8)LED案件で“制作と前提共有”が足りない(揉める=工数増)
LEDは仕様の前提がズレると揉めやすい→業者は保険で工数を積みやすいです。
削減策:前提共有ポイントを事前に潰す。
LEDで揉める理由(前提共有)
9)「テレビで代用」など機材の現場耐性が低い(結果、工数で高くなる)
安く見える選択が、結局現場の手間とトラブルで高くなる典型です。
削減策:業務用モニター前提で組む(相性と復旧が強い)。
テレビ vs 業務用モニターの違い
10)“施工要員がいない”のに機材だけ揃っている(結局人件費が乗る)
これが一番多い。機材はあるのに、設営・配線・調整・撤収が回らない。
削減策:人を増やすだけではなく、事故らない段取りと切り分けできる人員を入れる。
持ち込み機材OK|施工要員・現場支援(設営・配線・調整・撤収)
最短で安くする:見積前に固めるべき仕様5つ
相見積で価格がブレるのは「曖昧な部分」が多いからです。
ここを固めるだけで、提案がスリムになり、見積が落ちやすいです。
- 表示:何を、どこに、何台で(モニター/LED、インチ/サイズ感)
- 入力:本番必須の入力は何個か(PC/カメラ/再生/配信など)
- 距離:最長何m引くか(床這い/通路横断の有無)
- 時間:仕込み・本番・撤収の時間帯(会場制限)
- 責任分界:誰が決める人か/窓口は誰か(当日迷子を防ぐ)
コツ:仕様が決まらない時は「最小構成で成立する形」を先に作り、
“追加はオプション”にしていくと、見積が膨らみにくいです。
最小構成テンプレ(3m×3m / 6m×3m / 登壇あり)
テンプレA:3m×3m(動画ループ中心)
- 業務用モニター(55〜65インチ目安)
- 倒れにくいスタンド
- 再生機(小型PC or サイネージ)
- HDMI(予備含む)+電源+養生
テンプレB:6m×3m(複数画面 / 追加入力あり)
- 表示機(モニター複数 or LED)
- 分配/切替(スイッチャー等)
- 変換(USB-C/HDMI/SDI)
- 長距離方式(必要なら固定)
- 予備(最低1つ)
テンプレC:登壇あり(止めない構成)
- スイッチャー(運用が簡単なもの)
- 入力統一(変換/分配)
- バックアップ再生(PC/プレーヤー)
- 音声受け渡し(PA連携)
もしレンタル手配も含めて失敗したくないなら、チェックリスト形式の記事も併用が強いです。
展示会で映像機材レンタルを失敗しないためのチェックリスト
相見積で負けない:業者が“怖い”ポイントを潰す
見積が高くなるのは「リスクが高い」時。業者は当日対応に備えて工数を積みます。
なので、業者側が怖いポイントを先に潰すと、見積が落ちます。
- 入力追加が出そう → 「本番必須」と「追加(オプション)」を分ける
- 長距離が不明 → 最長距離を確定して方式を決める
- PC相性が怖い → 事前に“映る条件”を固定(解像度/HDCP)
- 会場ルール不明 → 搬入/電源/養生の条件を取る
- 窓口が曖昧 → 決裁者・窓口・当日連絡手段を一本化
買う?借りる?総コストで判断する考え方
見積を下げる方法の一つに「資産化(購入)」があります。
ただし購入は、機材単価より運用が標準化できるかで得が決まります。
購入の判断まで含めて整理した記事はこちら。
【禁断】展示会の映像機材、レンタルより「買ったほうが安い」ケース(条件あり)
施工要員がいない問題(持ち込み機材OKの現場支援)
最終的に現場で効くのは「人と段取り」です。
機材を買っても、機材があっても、施工要員がいなければ回りません。
ETTOは、持ち込み機材でも設営・配線・調整・本番・撤収まで支援できます。
持ち込み機材OK|施工要員・現場支援(完全版)
相談テンプレ(これ送れば最短で詰められます)
コピペでOK:
- 会期(仕込み/本番/撤収)と時間
- 会場名(搬入条件が分かれば)
- ブースサイズ(例:3m×3m、6m×3m)
- 表示(モニター/LED、台数、サイズ感)
- 入力(本番必須の入力数)
- 最長距離(最長何m引くか)
- 施工も必要?(必要/不要)
FAQ
Q. いまの見積が高いのか判断できません
「高い/安い」より、どこにコストが乗っているかを見るのが早いです。
本記事のTOP10に当てはめると、“高い理由”が見えます。
Q. 価格だけで業者を選ぶと危険ですか?
危険になりやすいです。展示会は時間制限が厳しく、トラブルが起きると機会損失が大きい。
最終的には「止めない」ことが最安になります。
Q. 機材はあるので施工だけ頼めますか?
可能です。持ち込み機材でも設営・配線・調整・本番対応まで支援できます。
持ち込み機材OKの現場支援はこちら