「HDMI分配器」って何?複数モニターに映す方法をプロが解説

「HDMI分配器」って何?複数モニターに映す方法をプロが解説

イベントや展示会で「1つの映像を複数のモニターに表示したい」ときに欠かせないのが「HDMI分配器(スプリッター)」です。

この記事では、HDMI分配器の仕組みや選び方、よくあるトラブルとその対策まで、現場経験豊富なプロの視点で分かりやすく解説します。

HDMI分配器とは?

HDMI分配器とは、1つのHDMI出力信号を、複数のモニターやディスプレイに「同じ映像として」出力するための機器です。

例えば、展示会ブースで複数のサイネージモニターに同じ映像を映したい場合などによく使われます。

スイッチャーとの違い

よく乗り違えられるのが「HDMIスイッチャー」ですが、こちらは複数の入力を切り替えて、1つの出力に表示するための機器。「同時に複数表示」ができるのは分配器の方です。

HDMI分配の方法 3パターン

  • 1. HDMI分配器を使う
    最も一般的な方法。ケーブルで分配器につなぐだけで複数のモニターに同じ映像が表示されます。
  • 2. ビデオスイッチャーを使用
    多入力多出力のプロ向け機器。分配のほか、切り替えや分割も可能。大型イベントに有用。
  • 3. PCからマルチディスプレイ
    メニューの「表示設定」から複数ディスプレイを使う方法。ただしマシンや持ち込み程度の現場向き。

HDMI分配でよくあるトラブルと対処法

  • 映らない、片方しか映らない
    分配器の機能不足や電源不足。電源付きタイプを選ぶとトラブル解決しやすいです。
  • 解像度が合わない
    最低解像度側に合わせられる場合が多く、手動で合わせる必要も。
  • ケーブルが長すぎて信号劣化
    長さは5m超えると要注意。長距離の場合は信号増強器付き利用を。

そもそも「通常のHDMIケーブル」ってどんなスペック?

HDMIケーブルにはいくつか種類がありますが、一般的に普及しているのは「スタンダードHDMI(HDMI1.4以下)」と呼ばれるタイプです。

  • 対応解像度:最大1080p(フルHD)
  • 転送速度:最大10.2Gbps程度
  • 用途例:テレビやDVDプレイヤー、一般的な会議室モニターなど

ただし、高解像度や長距離伝送には不向きなので、イベント現場や展示会で使う際は注意が必要です。

「とりあえず家で使ってたHDMIケーブルでつなげば大丈夫でしょ?」という感覚で現場に臨むと、「映らない」「ノイズが入る」などのトラブルにつながることもあります。

4K・8K対応のHDMIケーブル、何が違う?分配時の落とし穴に注意

「HDMI分配器を使っても映らない…」というトラブルの原因が、実はHDMIケーブルの規格にあることも少なくありません。

4K対応・8K対応HDMIケーブルの違いとは?

一見同じように見えるHDMIケーブルですが、実は対応する解像度や転送速度に大きな差があります。

  • 4K対応ケーブル:最大18Gbps程度まで対応。HDMI2.0の規格で、フルHDや一般的な4K映像に十分。
  • 8K対応ケーブル:最大48Gbpsまで対応。HDMI2.1規格で、高解像度・高フレームレート映像に対応。

特に展示会やイベントで、大画面LEDディスプレイや4K/8Kモニターを使用する際は、けっこうな確率でここが落とし穴になります。

ケーブルの「長さ」も重要なポイント

高画質信号は長距離伝送で劣化しやすくなります。10mを超える場合は、光ファイバー内蔵HDMIケーブルや、信号増幅機能付き分配器の使用を検討しましょう。

プロの現場ではどうしてる?

ETTOでは、映像が確実に映るよう、ケーブルの規格と長さ、分配器の性能をセットで最適化しています。

展示会やイベントの現場は、ただでさえトラブルが多い場所。「映るはずが映らない」を未然に防ぐのがプロの仕事です。

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