常設LEDの月額コストは?電気代・保守・故障時の費用まで“現場目線”で全部出す

常設LEDの月額コストは?電気代・保守・故障時の費用まで“現場目線”で全部出す

まず結論:月額コストは「電気代+保守+故障リスク(引当)」で見る

常設LEDは、導入費(初期)だけ見て突っ込むと後で詰みます。
ETTOの現場感だと、月額はざっくり電気代:数千〜数万円
保守:内容次第(0〜数万円)
故障引当:0〜数万円のイメージ。

※サイズ・輝度運用・稼働時間・設置環境(熱/粉塵/屋外)でブレます。本文で計算式と目安表を出します。

月額コストの内訳(これだけ押さえればOK)

  • ① 電気代:消費電力(kW)×稼働時間(h)×電力単価(円/kWh)
  • ② 保守費:定期点検/清掃/遠隔監視/緊急駆け付け/部材保証の範囲
  • ③ 故障時の費用:モジュール交換・電源交換・制御(受信カード等)・作業費・高所作業
  • ④ 運用費(必要なら):コンテンツ運用、プレイヤー(BrightSign等)、通信、設置場所の清掃など

① 電気代の計算式(誰でも出せる)

計算式

月の電気代(円)= 消費電力(kW) × 1日の稼働時間(h) × 稼働日数(日) × 電力単価(円/kWh)

※カタログの「最大消費電力」ではなく、実運用は“平均消費電力”寄りになります(コンテンツの明るさ・白面積で変動)。
ここでは分かりやすく「平均0.3 / 0.6 / 1.0 / 2.0 kW」の4パターンで目安表を作ります。

電気代 早見表(電力単価:31円/kWh で試算)

※単価は地域・契約で変わります。計算が面倒なら「単価だけ自分の値に差し替え」でOK。

平均消費電力(kW) 稼働 月の消費電力量(kWh) 月額電気代(目安) 現場メモ
0.3 kW 12時間/日 × 30日 0.3×12×30=108 約 3,348円/月 小さめ室内/輝度控えめ運用のイメージ
0.6 kW 12時間/日 × 30日 0.6×12×30=216 約 6,696円/月 標準〜やや明るめ。サイネージで多い帯
1.0 kW 12時間/日 × 30日 1.0×12×30=360 約 11,160円/月 大きめ or 高輝度運用。屋外・窓際は上がりやすい
2.0 kW 12時間/日 × 30日 2.0×12×30=720 約 22,320円/月 かなり大きい/高輝度。電源計画も重要
注意:屋外・直射日光は“輝度を上げがち”=電気代も上がりがち

屋外LEDは昼間の視認性確保で輝度を上げる=平均消費が上がる傾向。
「屋外なのに電気代が想像より高い」はあるある。運用ルール(時間帯で輝度切替)で下げられます。

② 保守費:0円でも運用できるが“事故りやすい”

保守は大きく2つに分かれます。
A)壊れたらその都度(都度見積)/B)月額保守(定額)

保守に入れると安心な項目

  • 定期点検:ネジ緩み・電源・温度・受信状態の確認
  • 清掃:吸排気・フィルター(ある場合)・前面の汚れ(輝度低下の原因)
  • 遠隔監視:異常ログ/温度/受信エラーの把握(できる機器構成の場合)
  • 緊急対応:営業時間中に止まると損失が大きい業態ほど重要
  • 部材保証:モジュール/電源/受信カード等の交換ルール
ざっくり目安(考え方)

実際の金額は「サイズ」「設置条件(高所/屋外)」「対応スピード(当日/翌営業日)」で変わります。
なので記事では相場断定ではなく、保守メニューの組み立て方を押さえるのが目的です。

  • 小規模・屋内:点検なし(都度)で回るケースもある
  • 店舗・サイネージ:軽い月額保守(点検/簡易対応)を推奨
  • 屋外・高所:月額+部材在庫(止めない設計)が安心

③ 故障時の費用:どこが壊れると高い?

故障費は「部材代」より、作業費アクセス(高所/足場/営業時間外)で跳ねます。
ここを見落とすと、月額の見積が甘くなります。

よくある故障パターン(現場あるある)

  1. モジュールの一部が点かない/色がズレる(部分交換で済むことが多い)
  2. 電源(PSU)不良(突然落ちる・再起動を繰り返す)
  3. 受信カード/ハブ/ケーブル不良(縦線・ブロック欠け・同期ズレ)
  4. 熱・結露・粉塵(屋外/厨房/道路沿いで発生しやすい)
  5. スモーク(ハイズ/フォグ)やタバコ煙による“ベタつき汚れ”
    ナイトクラブ等で使うスモークは微粒子が機器内部に入りやすく、ファン・基板・コネクタ周りに付着して
    冷却性能低下接触不良腐食の原因になりやすいです(特に長期運用)。
  6. ブレーカー/電源設計(容量不足・電圧降下・アース問題)
ナイト業態(クラブ/バー等)の注意点(重要)

  • スモークは油分を含むタイプもあり、粉塵より粘着性が強く汚れが落ちにくいことがあります
  • 吸排気が詰まりやすく、温度上昇→寿命短縮につながりやすい
  • 対策は「設置位置」「吸排気設計」「定期清掃」「保守設計」で大きく改善できます
“月額で揉める”ポイント

  • 部材保証はあるけど、作業費・高所作業費が別
  • 営業時間外対応が必要で、夜間費用がかかる
  • 屋外で足場が必要になり、一気に高くなる

月額コストを下げるコツ(ETTOの結論)

  • 運用ルール:時間帯で輝度を落とす(昼/夜)=電気代を抑える
  • 熱対策:熱は故障の最大要因。設置場所/吸排気を最初に詰める
  • 部材の“最小在庫”:止められない業態は予備モジュールが効く
  • 提案の前提を整理:屋外/高所/営業時間の縛りがあるなら、最初から保守設計に入れる
  • ナイト業態のスモーク対策:吸排気・設置位置・定期清掃を前提に保守設計(汚れ由来の故障を減らす)

ETTOなら「初期費用+月額」まで含めて、現実的な運用設計で提案します

常設LEDは“入れて終わり”ではなく、運用が回って初めて成功です。
まずは「サイズ感」「設置場所」「稼働時間」「屋外/屋内」「止まると困る度合い」だけでもOK。
月額コスト込みで、最適構成と保守の組み方まで提案します。

月額コスト込みで、まず相談したい方はこちら

※記事内の電気代は試算例です。実際はサイズ・輝度運用・設置環境で変動します。

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