LED常設|ピッチ選定の正解:2.6mm/1.9mm/1.2mmは何mで“綺麗に見える”?

受付ロビー・会議室・ショーウィンドウなど、視認距離から最適ピッチを決めるための実務ガイドです。専門用語は最小限。迷ったら式:最短距離(m)≒ ピッチ(mm)× 1.2〜2.0だけ覚えておけばOK。
1. 結論:距離×ピッチの早見表
| 標準の視認距離 | おすすめピッチ | 用途の例 |
|---|---|---|
| 〜1.5 m | 1.2 mm前後 | カウンター背面/小会議室/至近距離 |
| 〜3 m | 1.9 mm前後 | 会議室/受付/動線近く |
| 〜5 m | 2.6 mm前後 | ロビー/通路向けサイネージ |
| 5 m超 | 3.9 mm以上(検討) | 広いアトリウム/吹き抜け |
※見え方は環境光・コンテンツ(文字サイズ/コントラスト)で変わります。厳しめの審査・近距離閲覧が多い場合はワンランク細かいピッチへ。
2. まずはここだけ:距離→ピッチの式
最短距離(m)≒ ピッチ(mm)× 1.2〜2.0
- 近距離で文字を読む:係数1.2〜1.5
- 標準的な閲覧(画像+見出し):係数1.6〜2.0
- 遠目の装飾・ビジュアル中心:係数2.0+
3. クイック電卓(貼るだけでOK)
4. シーン別の“正解”実例
受付・ロビー(標準距離 2〜4 m)
- 1.9 mmが基準。近距離閲覧が多い場合は1.5 mm級も検討。
- 輝度は600〜1000 nits(外光が強い場合は自動調光)
会議室(標準距離 1.5〜3 m)
- 資料を読む用途:1.2〜1.9 mm。細めフォントは太字化・高コントラスト推奨。
- PC直結時は仮想解像度(例:横幅の実ピクセル数)に合わせる。
ショーウィンドウ/エントランス(標準距離 3〜6 m、外光強)
- 2.6 mm基準。外光が強い場合は3.9 mm+高輝度も選択肢。
- 輝度は1200〜2000 nits。反射対策(角度/偏光)も検討。
5. 失敗しやすいポイント
- ピクセル計画不足:縦長や角巻きで奇数割りになるとUIが崩れる。
- 放熱・電源:裏面の吸排気、分岐回路、点検口を確保。
- 眩しさ:近距離では自動調光+最低輝度の下限設定必須。
6. よくある質問
“綺麗に見える”の基準は?
近距離で文字を読めるか、ドット感が気にならないかが実務上の基準です。本文の係数(1.2〜2.0)はこの体感に合わせています。
1.2mmと1.5mmで迷う場合は?
近距離閲覧が多い/検証が厳しい現場は1.2mmに寄せるのが安全。予算やメンテ性とのバランスで判断します。
解像度はどう決める?
実機の実ピクセル数に合わせてコンテンツ側を作るのが鉄則。CMS側の仮想解像度を先に固定すると運用が楽です。
現調→ピッチ提案→概算(48h以内)
図面と写真、想定の視認距離を送ってください。ピッチ・解像度・輝度・工法までセットで提案します。
- 設置場所:ロビー/会議室/ショーウィンドウ など
- 視認距離:最短/平均
- 写真:正面/側面/天井/床(下地・放熱・電源想定用)