映像演出の見積もりの中身、どうなってる?|初心者にもわかりやすく解説

映像演出の見積もりの中身、どうなってる?|初心者にもわかりやすく解説

「“映像機材一式 ○○円”ってあるけど、何が含まれてるの?」
「ざっくりすぎて高いのか安いのか分からない…」

そんな疑問を持つ方に向けて、今回はイベントや展示会で使われる“映像演出の見積もり”の中身について、プロの視点でわかりやすく解説します。


1. 見積もりに含まれる基本項目

一般的な映像演出の見積もりには、以下のような項目が含まれています。

主な内訳:

  • 映像機材レンタル費(LEDディスプレイ、プロジェクター、スイッチャーなど)
  • 音響機材費(マイク、スピーカー、ミキサー等が含まれる場合)
  • 設営・撤去費(人工代=作業スタッフの人件費)
  • 配送料/搬入出費
  • 技術オペレーター派遣費(立会・操作サポート)
  • 電源や吊り金具など付帯機材

これらが「○○一式」としてまとめて記載されることが多いですが、実際には細かな作業と調整が含まれています。


2. 見積もりの金額が大きく変わるポイント

金額に影響する要素:

  • 使用日数・拘束時間(1日レンタルと3日間では料金が異なる)
  • 現場の広さ・設置方法(吊り or 自立など)
  • 機材のスペックやサイズ(2.9mmピッチLED or 5.9mmピッチなど=ピッチとはLED素子間の距離で、数値が小さいほど高精細)
  • 技術者の対応時間(早朝・深夜、リハありなど)

同じ「LEDディスプレイ」でも、屋内外・サイズ・設置方法次第で全く別の機材と費用になるのがポイントです。


3. よくある“追加費用”のケース

追加になりやすい内容:

  • 現場下見・ロケハン(必要に応じて別途費用)
  • コンテンツ制作や編集(動画・静止画素材の制作依頼)
  • 映像のリハーサル追加対応
  • 電源工事・高所作業車などの特殊対応(天井吊り設置や高所スクリーン設置時に必要なケース)

事前に「どこまでが含まれているか」を確認しておくと安心です。


4. 配信ありと配信なしで何が変わる?

映像演出の現場では「配信あり」か「配信なし」かで、必要な機材も費用も大きく変わります。

配信ありの場合:

  • 配信用スイッチャーやキャプチャーデバイスが必要
  • ストリーミングPCやネット回線の整備も必要になることが多い
  • 音声のミックス方法も、現場用と配信用で分ける必要あり
  • 技術スタッフの人数や拘束時間が増える

配信なし(会場内再生)の場合:

  • 映像出力機材(再生機・プロジェクター・モニターなど)中心
  • 機材数・スタッフ人数ともに比較的コンパクトに収まりやすい

「配信あり」にするだけで、準備と費用が一気に変わるため、早めに方向性を決めておくことが大切です。


5. 「とりあえず予算感だけ知りたい」場合は?

詳細がまだ固まっていなくても、

  • 会場の広さや使用目的
  • 想定している映像サイズや人数規模
  • 映像の内容(配信あり?再生だけ?)

などを教えてもらえれば、概算見積もりを出すことは可能です。

「この会場で、過去どんな構成でやったか」など、実績ベースで近いプランをご提案できます。


6. 「格安の映像会社」はなぜ安い?その理由と注意点

「他と比べてかなり安いけど大丈夫かな?」
そんなときは、以下のようなポイントに注意しましょう。

よくある安さの理由:

  • 古い機材や型落ち品の使用(メンテナンス頻度も低い場合あり)
  • 機材は安くても、設営・オペレート費が別途発生(結果的に高くなるケースも)
  • スタッフが少数で外注中心(トラブル時の対応力に不安)
  • サポート・リハーサル対応がオプション扱い

「安い=悪い」とは限りませんが、

  • 見積もりに何が含まれているか
  • 対応範囲やサポート内容

などをしっかり確認しておくのが失敗しないコツです。


7. まとめ|見積もりの中身を知れば、無駄なく相談できる

見積もりの内容を理解しておくことで、不要なオーバースペックや無駄な出費を防げます。

「何が必要で、何が不要か」
「予算に合わせて調整できる部分はどこか」

なども相談しやすくなり、納得感のある映像演出に近づけます。

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