レンタルのキャンセル料っていつから?|よくある揉めポイントと回避策(ETTOルール公開)
映像機材レンタルは「機材」だけじゃなく、現場では人(設営・撤去・オペ)と車両(輸送)も同時に動きます。
だからキャンセル対応は“気持ち”ではなく、段取りと損失の構造で決めるのが一番揉めません。
※本記事は「揉めを減らすための運用ガイド」です。最終判断は案件条件により異なります。
目次
結論:キャンセル料は“手配の戻せなさ”で分ける
いちばん揉めない考え方はこれです:
「戻せるコスト」と「戻せないコスト」を分ける。
- 機材:他案件への転用・再手配ができるケースもある(ただし直前は難しい)
- 人・車両:直前ほど戻せない(前日夕方以降はほぼ確定で損失)
だからETTOでは、機材レンタル料と人件費・輸送費を分けて規定しています。
“厳しく見える”より、ルールが明確で、誤解が起きない方が結果的にトラブルが減ります。
ETTOのキャンセルポリシー(機材/人件費・輸送費)
ポイント 人を押さえる現場は、ここが曖昧だと確実に揉めます。
| 区分 | 前日 | 当日 |
|---|---|---|
| 機材レンタル料 | 50% | 80% |
|
人件費・輸送費 (設営撤去・オペレーション・車両/運搬・外注手配等) |
80% ※前日18:00(日本時間)以降は 100% |
100% |
- 機材は“戻せる余地”があるため、当日でも100%にしない(ただし80%)
- 人・車両は直前で戻せず、前日夕方以降は損失が固定されやすい
- 結果として「現場を守るためのルール」=手配の品質を落とさないための仕組み
※発注確定(メール・書面・発注書等)をもって手配開始となり、以後は本規定の対象となります。
※天災・交通機関の大規模障害・会場都合等、当社でやむを得ないと判断した場合は状況により個別に協議いたします。
「前日」「当日」っていつ基準?(起算日の定義)
ここが曖昧だと、ほぼ100%で揉めます。ETTOでは原則こう定義します。
- 起算日:原則として「搬入日/使用開始日」を基準
- 当日:搬入日/使用開始日の当日
- 前日:その前日
- 前日18:00:日本時間を基準
※マルチDAY(複数日)や深夜搬入など、案件の性質で基準が変わる場合は、見積書/発注時点で明記します。
よくある揉めポイント5つ
- 「前日/当日」の基準がズレる(イベント日基準で考えていた、など)
- “レンタル料”に何が含まれるか(機材だけ?設営撤去は別?)
- 日程変更はキャンセル扱いか(スライドの扱い)
- 会場都合・天候での中止(誰負担?保険?)
- 連絡が遅い(人・車・外注が確定した後にキャンセル)
ほとんどの揉め事は、「定義が書いてない」か「手配開始タイミングが曖昧」が原因。
逆に言えば、書いて運用すれば終わります。
揉めないための回避策(発注・変更・連絡)
1)発注確定のタイミングを明確にする
- 「口頭OK」ではなく、メール/発注書で確定
- 確定と同時に、搬入日(起算日)を明記
2)変更(スライド)の条件を先に決める
日程変更は、現場では「実質キャンセル」になる場合があります(人が戻せない等)。
だからETTOでは、変更=必ず個別協議にしています(安全運用のため)。
3)連絡は“早いほど勝ち”
- 前日18:00を超えると、人・車は戻らないことが多い
- 迷ったら「未確定でも」まず連絡(仮押さえの段階で止められることがある)
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よくある質問(Q&A)
Q. 「機材だけ」でも当日80%ですか?
原則80%です。直前は他案件への転用が難しく、出庫準備・検品・手配が進んでいるためです。
ただし案件条件により個別に協議する場合があります。
Q. 天候や会場都合で中止になった場合は?
天災・交通遮断・会場都合など、当社でやむを得ないと判断した場合は状況により個別に協議します。
ただし、人員・車両・外注等が確定している場合は、実費が発生する可能性があります。
Q. 日程変更(スライド)はキャンセル扱い?
手配状況によります。人や車両が戻せない場合、実質キャンセルと同等になることがあるため、基本は個別協議です。
変更が発生しそうな時点で、早めにご相談ください。
Q. 「人件費・輸送費」って何が含まれますか?
設営撤去・オペレーション・車両/運搬・外注手配等を指します(見積書の内訳に準拠します)。
現場は人と物流が要なので、ここを分けているのがETTOの特徴です。
連絡テンプレ(コピペOK)
連絡はこれで十分。早いほど損失を止められる可能性が上がります。
【案件名】(分かれば) 【搬入日/使用開始日】YYYY/MM/DD 【状況】中止 / 日程変更の可能性 / 規模縮小 など 【確定度】確定 / まだ未確定(ただし止めたい) 【理由】(会場都合・天候・クライアント都合など簡潔でOK) 【現在の手配】人員あり / 車両あり / 機材のみ 【希望】キャンセル / 日程変更(候補日:)
最後に:キャンセル料は「厳しくするため」ではなく、現場の品質を守るためのルールです。
人と車をしっかり押さえて、当日を成立させる。それがETTOの基本方針です。
※本ページの内容は予告なく更新する場合があります。最新は見積書記載の条件を優先します。