「イベントで Resolume Arena を使いたいけれど、ソフトを買い切るほどではない」「LED やプロジェクションマッピングを試したいけれど、まずは短期間だけ使ってみたい」──そんな方向けに、Resolume Arena ライセンスのみの短期利用についてまとめました。
このページでは、ライセンスだけを手元のPCで使いたい人を想定して、用途のパターン・必要なPCスペック・注意点、そして ETTO が提供するライセンス利用プランをご紹介します。
この記事でわかること
- Resolume Arena がどんな現場に向いているか
- ライセンスのみを短期で使いたいケースとメリット
- 自前PCで使うときのスペック・チェックポイント
- LED/プロジェクター側で事前に確認しておきたいこと
- ETTOの Resolume Arena ライセンス利用プランの概要
1. Resolume Arena とは?どんな現場に向いているソフトか
Resolume Arena(レゾリューム・アリーナ)は、クラブイベントやライブ、フェス、企業イベント、プロジェクションマッピングなどで使われることの多いVJ/メディアサーバーソフトです。
主な特徴としては、次のようなポイントがあります。
- リアルタイム映像ミックス:複数のクリップやレイヤーを即座に切り替え・合成
- BPM同期・オーディオリアクティブ:音楽やマイクの音に映像を連動させられる
- マルチ出力:LEDウォールや複数のプロジェクターに同時出力
- プロジェクションマッピング:立体物や壁面に合わせた投影が可能
- DMX/Art-Net 連携:照明や舞台機構と一体になったショー構成も対応
「音と映像で空間をつくる」現場で、一度は触れてみたい定番ソフトと言える存在です。
2. なぜ「ライセンスのみ」のニーズがあるのか
ETTOには、次のようなご相談がよく寄せられます。
- 普段から VJ をしているが、特定のイベントだけ Arena を使いたい
- LED やプロジェクションマッピングを検証したいが、買い切りライセンスの投資はまだ迷っている
- 企業イベントで一度だけ映像演出をやってみたいので、オペは自社スタッフで、ソフトだけ短期で使いたい
こういったケースでは、
- PCや周辺機材は自前で揃えられる
- 操作できるスタッフもいる(またはこれから覚える)
- ただしソフト本体を買い切るほどの本数・頻度ではない
ということが多く、「ライセンスだけを短期間使いたい」というニーズが生まれます。
3. ETTO の Resolume Arena ライセンス利用プラン
ETTO では、イベントや検証用途で Resolume Arena を使いたい方向けに、ライセンス利用を中心としたプランをご用意しています。
3-1. ライセンス利用のみ(自社PCで利用される方向け)
もっともシンプルな形が、お客様のPCにインストールして使っていただくライセンス利用です。
- Resolume Arena ライセンスの一時利用(期間・条件は要お問い合わせ)
- 利用方法・アクティベーションに関する事前ガイダンス
- 用途に応じた PC スペック・出力構成の簡易アドバイス
「ハードウェア・オペレーターは自社で用意できるので、ソフトだけ使いたい」という場合に適した形です。
ソフトウェアのライセンス形態や利用規約に関わるため、具体的な期間・料金・提供条件は案件ごとに確認させていただきます。
3-2. ライセンス+簡易サポート(オンライン相談付き)
「触れるスタッフはいるが、最初のセットアップだけ不安」という方向けに、オンラインでの事前相談を含めたプランもご提案可能です。
- ライセンス利用(前項同様)
- 事前のオンライン打ち合わせ(構成や出力の確認)
- 必要に応じて簡易のテンプレートプロジェクトのご用意
本番当日は自社スタッフでオペされる場合でも、「解像度設定や出力ルーティングの初期設計」を一緒に整理しておくことで、当日のリスクを抑えることができます。
3-3. 機材レンタル・オペレーター付きプランも組み合わせ可能
ライセンスのみのご利用が前提ですが、案件によっては、
- LED ディスプレイやプロジェクターのレンタル・施工
- スイッチャーや配信まわりの機材レンタル
- 本番オペレーションを含むショー演出
と組み合わせたプランもご相談いただけます。
LED やモニター、映像機材レンタル全体の考え方は、下記の記事も参考になると思います。
4. 自前PCで Resolume Arena を使うときのチェックリスト
ライセンスのみで運用する場合、PCスペックと映像出力まわりの事前確認がとても重要です。
4-1. 推奨スペックの目安
- CPU:Intel Core i7 クラス以上を推奨
- メモリ:16GB以上(多レイヤー運用なら 32GB 以上が安心)
- GPU:NVIDIA系の外部GPU搭載モデル推奨
- ストレージ:SSD(NVMe)で十分な空き容量を確保
特に、4K出力や複数面への出力を行う場合は、GPU性能とVRAM容量がボトルネックになりやすくなります。
4-2. 映像出力ポートと解像度
- HDMI/DisplayPort/USB-C(Alt Mode)など物理ポートの種類と数
- 外部出力時の最大解像度・リフレッシュレート
- 変換アダプタ(USB-C→HDMI など)利用時の挙動・相性
USB-C からの映像出力は、正常に映らないトラブルもよく見られます。
詳しくは下記の記事も参考にしてください。
4-3. コンテンツ形式とディスク負荷
- コーデック(H.264/H.265/DXVなど)
- 解像度(フルHD/4K/超ワイドなど)
- 同時に走らせるレイヤー数・エフェクト量
高ビットレートの4K素材を多レイヤーで重ねる場合、ストレージの読み出し速度も重要です。本番構成に近い形で一度テストしておくことをおすすめします。
5. LED・プロジェクター側で確認しておきたいポイント
Resolume 側だけ整えても、最終的な表示先で噛み合っていないと、当日トラブルの元になります。
- LEDパネル全体のピクセル数(何×何ドットか)
- プロジェクターの解像度・スクリーンサイズ
- LEDプロセッサーの入力解像度と、マッピングの範囲
- 最終的な出力解像度(例:1920×1080、3840×1080、3840×2160 など)
「どの解像度でコンテンツを作ればいいのか」「どのポートからどこに出すか」など、出力設計を紙に書いて整理しておくと安心です。
LED やプロジェクターまわりの考え方は、下記の記事でも詳しく解説しています。
6. ご相談の流れと、事前に共有いただきたい情報
Resolume Arena のライセンスのみをご希望の場合でも、次のような情報を共有いただけると、話がスムーズです。
- イベント名・会場・会期(設営/本番/撤去日)
- ステージ規模・LED/スクリーンの有無・サイズ感
- やりたいこと(BGMに合わせたループ演出/オープニングだけ派手に…など)
- 使用予定のPCスペック(型番・CPU・メモリ・GPU など)
- 既に決まっている機材(スイッチャー/プロジェクター/LEDプロセッサーなど)
ざっくりとしたイメージからでも構いません。「この規模感ならどの程度の映像負荷までいけるか」「どこから先は専門オペに任せた方がいいか」といったラインも含めて、一緒に整理させていただきます。
まとめ|まずは「ライセンスだけ使ってみる」からでもOKです
Resolume Arena は、音と映像を使った空間演出に強いソフトですが、いきなり買い切るのはハードルが高く感じることもあります。
ETTO では、
- ライセンスのみの短期利用(自前PCでのご利用)
- ライセンス+簡易サポート(オンラインでの事前相談付き)
- 必要に応じて、LED やプロジェクター・スイッチャーとの組み合わせプラン
といった形で、「まず1回やってみる」ための選択肢をご用意しています。
「こういうイベントで、こんな映像体験をつくりたい」といったイメージベースの段階でも構いません。
具体的な条件やライセンスの扱いについては、案件ごとに確認のうえご案内いたしますので、まずはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。